最近は中高年の間でも国際結婚が増えてきています。
本日は実際に国際結婚はどうなのか?
いったいどこで知り合うのか等を実際に国際結婚を経験している方に語って頂きたいと思います。
国際結婚ってどう?
『ダーリンは外国人』・・
小栗左多里さん作の人気コミック・エッセイです。
この漫画ご存知ですか?
少し古いですが、井上真央さんが主演で2010年に映画化もされています。
国際結婚したカップルの日常が面白おかしく書いてあります。
実はうちも、「ダーリンは外国人」です。
今日は国際結婚についてお伝えしたいと思います。
国際結婚の出会いって?
2013年のデータでは、30組に1組が国際結婚。
2006年は、16組に1組が国際結婚とのデータがありました。
私が結婚したのが2008年です。
結婚した年齢も所謂中高年や熟年と言われる年齢です。
実際私の周りにも国際結婚カップルがいます。(夫:外国人、妻:日本人)
国際結婚をしているとよく聞かれるのが「出会い」についてです。
私が知っている限りでは、パーティ等のいわゆる婚活とは違う出会いのパターンです。
例えば、旅先、ナンパ、留学先、日本語教室のボランティアと、様々です。
共通しているのは、そこに外国人がいるシュチュエーションに身を置いていたことです。
国際結婚目当ての行動を起こした結果ではなく、偶然か必然か出会い、恋をして、結婚した。
こんな感じです。
外国人は結婚に積極的!?
外国人だから情熱的じゃない?とか、なんだかロマンティックなイメージを持たれることも多いですが、確かに、押しはすごかったです。が、うちの場合もし私が断っていたら違う子を探した、なんてあっさりしたお答えをいただきました。
そして、宗教的に結婚前の男女が2人きりで会うのが良くないとの理由で、出会ってすぐに結婚やら子供が欲しいなんて言われて相当疑いました。
絶対怪しい。。
そう思いながらも、徐々に距離が縮まって、出会って半年後には結婚していました。
これでも結構早いと思いますが、あるカップルは出会った次の日には結婚を決めていたというから、やはり情熱的なのかもしれません。
国際結婚のデメリット
これは、結婚後どこに住むかにより大きく変わるのですが、うちの場合、主人の国で暮らしているので帰省費用がすごいです。
家族全員となるともう無理。。
私と子供だけ、もう少し子供が大きくなれば私だけ、そうなっていくと思います。
そして、実家の両親の介護問題等も現実的になってきました。
両親が元気な時に結婚したので当時はそんな日が来るとは思っていませんでしたが、最近母が入院してそれを機に兄家族が実家で同居を始めました。
そうなると、兄ばかりに負担をかけることになります。
そこで私たちに何ができるか、これが大きな課題になってきました。
結婚が二人だけの問題ではないことを実感しています。
そして、言葉の問題。
言葉は日本人同士でも、努力しないと誤解が生まれますが、国際結婚ならなおさらです。
どちらかの母国語を話すか、共通の言語を使うか。
何れにしても、楽なことではありません。
たった一つの誤訳で、気分を害することもありました。
国際結婚のメリット
私は、結婚前から外国に興味があったので単純に異文化経験が楽しいです。
相手はその国のプロ(国民)ですから、どこに行っても言葉の不自由もないし、現地の人のみぞ知る穴場だってお手の物です。
そして、国民性なのかどうかわかりませんが、全ての面でのんびりしてます。
結婚当初、私が忙しく家事をしていると、どうして座って一緒にお茶飲まないの?って、よく言われました。
彼の実家でも、お母義様はのんびりお茶を飲んでいるので、あくせく動くのが不思議だったようです。
海外で暮らしていると、日本人であることが面倒になること、逆に良かったなって思うこといろいろあります。
人種差別もあります。
でも、日本人っていうだけでとてもフレンドリーに話しかけてくれる人もいます。
日本での常識では考えられない日常もあります。
些細なことでは、斜めに取り付けられたコンセントのプラグとか。
すごく気持ち悪いです。(笑)
お祭りの日には、明け方に太鼓やドラが練り歩くこともあります。
そして、後日それに対する寄附を求められることも。
そんな毎日です。
国際結婚のリアルな一面、伝わりましたでしょうか。
離婚率も高いと言われる国際結婚。
うちは、まあまあですが(笑)、私の周りのカップルはみんな幸せそうです。
国際結婚をする場合はよく考えて
国際結婚の実例どうだったでしょうか?
外国の方との結婚は結婚を早くしたい人はいいかもしれません。
ただ、その後にどこに住むのかなどを考えておかないと、親の介護などが出てきたときに大変な思いをするようですね。
特に中高年での結婚となると親の介護などは割と近い将来やってくる現実です。
外国人との結婚に限らず、結婚する際にはどのような結婚生活となっていくのか将来まで見越してイメージすることが大事となります。
早く結婚したいからといって、何も考えず結婚するのは後々大変になるので、おすすめしません。
しっかりと結婚生活をイメージして結婚を迎えるようにしましょう。
外国人との出会いの場は?
外国人と出会う機会は日本にいる限りあまり無さそうですが、見つけようと思えば以外とあります。
私の国際結婚した友人は2組ほどいて、1組は六本木でナンパされたそうです(笑)。
六本木でナンパ!?なんて聞くとチャラチャラしているようなどこか危ない雰囲気がありますが、六本木は飲み屋以外にも、有名な外資系企業がいくつも拠点を構えており、六本木ヒルズやミッドタウン周辺のバー等では一流企業の外資系サラリーマンがお酒を飲んでいます。
日本人の中にはそういった一流外資系企業に勤務している外国人目当てに六本木周辺のバーに足繁く通う女性もいるそうです。
私の友人もバーで声を掛けられ、その後友人に発展しいつのまにか付き合って結婚という形になったという流れでした。
もう一組の国際結婚したカップルはSNSでランゲージエクスチェンジをするというコミュニティに所属していて、そのオフ会で知り合った男性と結婚していました。
最近はSNSも出会いの場となってるようです。
ちなみに国際結婚は離婚率が高いということですが、まだどちらも離婚はしていません(笑)。
ただ、やはり文化の違いなどで苦労は絶えないようです。
けれども、それは日本人と結婚しても同じかもしれません。
繰り返しになりますが、結婚する相手が日本人でも外国人でも、本当にそのお相手と長い間やっていくことができるのかシミュレートして結婚を決断するようにしましょう。
特に中高年の方は相手の家族の事も考えて、結婚を検討することが失敗しない秘訣なのかなと思います。