婚活がうまく行かない Bさんたち
前回に引き続いて婚活が上手くいかないシリーズの実例パート2ですが、
「あなたは、細いからいいわよね。見た目で守ってあげたい風でしょ。私なんて・・・」
「僕の仕事なんてつまらないことしかしてないですから」
これって、どう返事しますか。
非常に困りませんか。
今日お伝えするのは、婚活のうまくいかないBさんたち。
男女、ともに共通して自己肯定感が低い方について考えてみましょう。
自己評価の低い女性
まず、私の先輩B女史。
ジーンズの似合うボーイッシュなイメージの先輩です。
野球観戦や飲みに行くのもいつも先輩からのお誘いで、私たち後輩女子のお姉さん的存在でした。
が、お酒が進んでいくうちに・・・上述したような発言が始まります。
最初は楽しい宴でも、どんどん後輩たちは、Bさんを持ち上げるのに疲れてきて、そろそろお開きにしましょうよ。
ってなっていくのががいつものパターンです。
B女史のコンプレックス、ちょっと上げてみます。
・骨太➡︎いくらダイエットしても痩せない。女らしい服が似合わない
・背が高い➡︎釣り合う男性が限られてくる
・男っぽい➡︎本当の私を誰も知らない
彼女のコンプレックスの根源は、身体的なもので、もはや骨格的にどうしようもないことです。
だからと言って、私たち後輩が見ても太っているわけではないし、165センチの身長だって、高すぎるとは言えません。
男っぽい振る舞いは、彼女のコンプレックスから作り上げた自分であって、内面の可愛らしさ、女性らしさを押し殺しているようにさえ見えました。
そんな彼女は、結婚していく後輩たちにイライラが募り、彼女の内面がどんどん荒れていきました。
残念なことに、彼女の魅力がどんどん失われて、後輩からの信頼も失っていきました。
私も、Bさんから去っていった一人です。
Bさんに気付いてほしいのは、本当のあなたはとても素敵だということ。
球場でお酒を楽しく飲んで、応援する姿。
とても可愛かったです。
会社でも、失敗した後輩に檄を飛ばしつつ、しっかりフォローする寛大さ。
外見も、ジーンズにTシャツをさらっと着こなす爽やかな印象が素敵です。
自分の持っているものを活かせば、本当に素敵な女性です。
と、何度言っても信じてもらえませんでした。
彼女の中では、レースフリフリが似合う華奢な女の子が彼氏ができる女の子という思い込みに支配されて、誰の言葉もお世辞にしかとってもらえませんでした。
自己評価の低い男性
「僕の仕事なんてつまらないことしかしてないから」と、卑下するB氏。
コンパでの会話だったと思います。
ダイビングが好きだというと、「俺なんて趣味もないし、ダイビングってお金かかるんでしょ?」、一人でで海外に行く話をしたら「俺なんて飛行機にも乗った事がない」
それからも事あるごとに、俺なんて、俺なんて、俺なんて。
「価値観の違いですよね。別に、ダイビングしたり海外に行くことがすごいことじゃないですよ。Bさんもそういうのあるんじゃないですか」というと、「俺なんて、もうおっさんだし、なんにもないよ」当時B氏は30歳ぐらいだったでしょうか。
ここまできたら短気な私は、私の中に潜んでいる毒舌な悪魔を止められませんでした。
「何が面白くて働いてるんですか」と吐き出すように言ってしまいました。
その後は、B氏に話を振ることなく飲めないお酒を煽ってしまいました。
さて、B氏は果たして面白みに欠ける退屈な人、なのでしょうか。
その要素は大でしょう。
今日も辛口ですみません。
でも、『堅実な生き方』を好む良い旦那さん候補という考え方もできます。
ただ単に私に興味がなかったからぶっきらぼうだったのかもしれませんが、なにもそこまで自分を卑下する必要はないんですよね。
コンパでのたった2時間そこら、大人の振る舞いで、「そうなんだ」って聞くだけで、ずいぶん印象が違ったはずです。
もちろん、私も「堅実なんですね」と言える大人の振る舞いができていたら婚活ももっと早く実っていたかと思うのですが・・・
自己評価が低くなりがちな自信のないあなたにアドバイス
B女史、B氏へ。
もし、あなたが、あなた自身を愛することができれば、もっともっと楽になります。
あなた自身があなたを認めない限り、他者からの愛も信じられないでしょう。
もしかすると、あなたが愛を否定するたびに、その度に何度でも何度でも愛を与えてくれる人を待ち続けているのかもしれません。
でもそれは、親以外でそこまでの愛を捧げてくれる人に出会える可能性は限りなく0に近いです。
理由はなくても良いのです。
根拠のない自信でもいい。
あなたは、素敵です。
それをあなたが認めてください。
もし、やっぱり俺なんて・・が顔をのぞかせたらチャンスだと思って、徹底的に嫌いな俺や私と向き合ってください。
今は便利な時代です。
ちょこっとネットで検索するだけで、専門家のお話も聞けます。
やはり、自分に自信を持っている方は魅力的に映りがちです。
自虐的な自分を卑下する思考を治す方法
僭越ながら、私自身が自己肯定感が低いのを克服した方法をご紹介します。
自己否定の塊で、ウジウジしていた自分が嫌になって、全てのことをリセットするつもりで、行動を起こしました。
38歳の時です。
ここでは具体的には書きませんが、退職も含めたかなり無茶苦茶な行動に出ました。
でもこの無茶苦茶な行動がなければ私は自己肯定感が持てないままだったと思います。
この行動を通して大事な人にも出会うことになりました。
彼との出会いも大きいのですが、無茶苦茶な中では、自分を信じて行動するしかなかったのが今思えばよかったのだと思います。
かなりの荒治療でしたが、今の方が断然楽です。
行動を起こした自分を好きになれたんだと思います。
もう一度書きます。
あなたは、素敵です。
会ったことがない私が言っても説得力がありませんか。
今、ひとつ理由付けするなら、こんな稚拙で執拗な文章を最後まで読んで下さったことです。
今度はあなたの番です。
私にもできた。
あなたにもできます。
自信をもってなにか行動起こして自分を変えてみませんか。
そうすることで魅力的になり婚活も上手くいく可能性が高まりますよ。